ヴェネツィアと言えば海の幸と思う方がいるかもしれません。
その中でもヴェネツィアならではのメニューがあります。
今回はヴェネツィアで食べておきたい名物を紹介します。
ヴェネツィア在住7年の自分が食べたもの+VENEZIAEVENTI.COMの情報を参考にしています。
目次
Spaghetti al nero di seppia スパゲッティ・アル・ネロ・ ディ・セッピア
イカ墨のスパゲッティです。大体オステリア、トラットリア、レストランのメニューにあります。イカ墨のリゾットも美味しいです。
<行って良かった所>※随時更新していきます
初めてイタリア人にイカ墨のスパゲッティはどこで食べたらいいのかを聞いたらすすめられたお店です。
カンティーナ・ド・スパーデCantina Do Spade
Baccalà mantecato バカラ・マンテカート
干し鱈をクリーミーにしたものです。ポレンタを添えて食べることが多いです。チケッティでパンの上にのっていることも。バカラのリゾット等もあります。
<行ってよかった所>
地元の人で大賑わいです。レストランのシェフにも遭遇したことがあります。
バー・アル・アルコAll’Arco Venezia 436
Sarde in saor サルデ・イン・サオル
小鰯を白玉ねぎと松の実と干しブドウと一緒に酢漬けにした一品です。
<行ってよかった所>
魚介にこだわったヴェネツィアの伝統料理を気軽に食べられます。
チケッテリア・セパ SEPAVENEZIA
Polenta e schie ポレンタ・エ・スキエ
スキエとはヴェネツィアのラグーンでとれる灰色のエビでスキエをゆでたりあげたりしたものにポレンタが添えてあります。
<行ってよかった所>
観光客も増えましたがイタリア人も好む店、ゴンドリエーレも食べに来ます。
オステリア・アンティコ・カリーチェOSTERIA ANTICO CALICE
Bigoli in salsa ビゴリ・イン・サルサ
ヴェネト州の有名な長く厚いチューブ型のパスタ、ビゴリに鰯またはアンチョビと玉ねぎとニンニクで味付けしたソースに絡めたものです。
ここはテイクアウトでビゴリ専門店。経済的でシンプルでレストランと違う手軽さがあります。
ビゴイbigoi
Risotto di gò (ghiozzo) リゾット・ディ・ゴ
なかなか食べられるレストランを見つけるのが難しいですが、ヴェネツィアのラグーナで獲れた草ハゼを使った味わい深いリゾットです。
<行ってよかった所>
初めて食べたリゾット・ディ・ゴはローカルという一つ星レストランの海苔と鰹節を使ったアレンジのきいたもので美味でした。
ローカルRistorante Local
Fegato alla veneziana フェガト・アッラ・ヴェネツィア‐ナ
スライスした玉ねぎをオリーブオイルと混ぜたバターで炒め、豚のレバーもしくは仔牛のレバーを塩コショウで一緒に調理したものです。
ヴェネツィアの友人が一番におすすめしたヴェネツィア料理王道の店です。
オステリア・アル・ポルテゴOsteria Al Portego
Fritture miste フリットゥレ・ミステ
ヴェネツィアのラグーナでとれた魚のフリット。なかでもMoeche fritte。ミニ蟹のフライはヴェネツィアならではです!
オリジナルのサイトにもmoecheがのっていますね。予約するときにリクエストを入れておくことをおすすめします。
オステリア・アニーチェ・ステラートOsteria anice stellato
Castradina カストラディーナ
マドンナ・デッラ・サルーテの饗宴の前夜に食べるヴェルツァ(ちりめんキャベツ)、玉ねぎ、ワインを加えて、塩漬け、燻製、そして味付けしたマトンの脚をベースにした煮込みスープです。サルーテのお祭りの11月21日に欠かせない食事です。
個人的には雰囲気が入りやすく落ち着く店です。立ち飲みも楽しいです。
エノティカ・ヴォルトEnotica Al Volto
Risi e bisi リジ・エ・ビジ
4月25日に、街の守護聖人であるサンマルコの饗宴の際に総督に提供するのが伝統でした。
お米とエンドウ豆をベースにしたリゾットのようなもの。新鮮なエンドウ豆のある春に楽しむ一品。柔らかくクリーミーでパンチェッタを加えるとさらに風味が増します。
地元の労働者が行く食堂のようなところでヴェネツィアで低価格で食べられます。
トラットリア・アッラ・ランパTrattoria Alla Rampa
是非、ヴェネツィアで食事を探すときに参考になれば幸いです。