ゴンドラの歴史をたどれば1400年代に、有名な芸術家であるカルパッチョとベリーニによって、絵画で描かれていました。
ゴンドラがヴェネツィアを航行するために建設され、使用されたのは15世紀と16世紀のことでした。
この期間中、ゴンドラは現在とは異なり、主に町のエリート階級によって使用されたゴンドラは、派手な装飾で飾られていました。
16世紀、イタリア政府は贅沢の増加を全面的に禁止し、すべてのプライベートゴンドラを黒く塗るように命じました。これが今のゴンドラにつながっています。
17世紀までに、イタリアルネサンスの終わりに向かって、約9,000のゴンドラが街の周りに浮かび、交通手段として機能しました。
その後、時を越えて現在では住民の運河の橋渡し、観光客にとってのヴェネツィアの観光アトラクションとなっていますね。
ヴェネツィアに来たら一度は乗ってみたいなぁと思う観光名物のゴンドラ。でもヴェネツィアのゴンドラ高いですよね。
今回はヴェネツィア在住7年の私が
- ヴェネツィアのゴンドラに乗る料金
- ゴンドラ乗り場や乗り方等色々な情報
- ゴンドラを安く乗る方法
- ゴンドラをまつわる日本人客とのエピソード
について書いていきます。
目次
ヴェネツィアでゴンドラに乗る料金
-昼間(9時から19時):80.00ユーロ 30分のツアー
-夜間(午後7時から午前3時まで):100.00ユーロ 35分のツアー
最大 6人 Covid19:マスクの使用は必須です
Città di Venezia ホームページより参照(2021年3月18日現在)
時間と料金にまつわる現地あるある情報
・時間通りではなく短い場合もあり
・交渉すれば閑散期は価格が下がります。
冬季に80€が最低55€で乗船した人に出会ったことがあります。
ゲストハウスで働いていたころ、日本人のお客様に値切るようにおすすめしたところ男性2名で60€、女性1名で60€乗った方々もおられます。
ゴンドラの乗り場や乗り方等色々な情報
ゴンドラの乗り場はいたるところにあります。
Gondoleと書いてあってゴンドリエーレがお出迎えしてくれてます。
ゴンドラライドを企画しているツアー
日本のサイトで予約してくる人もいますし、現地で予約する人もいますが、大体相場は30€くらいで日本のサイトは若干高いです。
日本のサイトで予約するメリットは何か問題があったときに対応してくれるので便利かもしれません。
ゴンドラの乗り方
予約すれば予約時間に集合場所に行けばよいですが、ヴェネツィアは迷路のようで迷いやすいのであらかじめ余裕をもって出発をすることをおすすめします。
予約なしの場合のアドバイス
1,直接ゴンドラ乗り場へ行きゴンドラ漕ぎと交渉し相乗りで30€で乗ったお客様がいます。
2、乗り場近くに団体やカップル、同じようにゴンドラに乗りたくて迷っている観光客等
に声をかけてみるのも一つの方法でしょう。ツアーの団体に混ぜてもらったラッキーな
お客様もいました。
3,ゲストハウス等宿泊先で出会った人と相乗りするのも旅の醍醐味ですね。
※最大6名迄乗れるので6名集めれば、一人15€で乗ることができます。
ゴンドラを安く乗る方法
ゴンドラを安く乗る方法は2つ。
1,ゴンドラ漕ぎと仲良くなる
2,ゴンドラ・トラゲットを利用する
1はなかなか、ミラクルがないと起こらないので(過去にゴンドリエーレとうまく仲良くなってゲストハウスのお客様がただ乗りしている人もいましたね。)
ただまれなので現実的に実在するゴンドラ・トラゲットについて紹介します。
ゴンドラ・トラゲットとは?
橋渡しをしているゴンドラがあります。
現地の人の足となっていて向こう岸に渡るのにヴェネツィア住民及びVENEZIA UNICAのカードを所持していれば0.70€、一般の観光客は2€で利用できます。
大体1~2分の乗船時間ですが特別な体験ができることは間違いありません。
ゴンドラ・トラゲットの場所
7か所あったところ、2カ所閉鎖。※covid-19の為、4月6日まで休業となっています。
Città di Venezia ホームページより参照(2021年3月18日現在)
Città di Venezia
traghetto DOGANA
9,00 – 13,00
tel. 041-5206120
traghetto SAN SAMUELE: 閉鎖
traghetto SAN MARCUOLA: 閉鎖
– 休業 15/8, 25/12, 26/12, 1/1
-サービスは15 / 8、25 / 12、26 / 12、1 / 1に閉鎖されます
– il servizio terminerà alle ore 13.00 nei giorni 24/12, 31/12
サービスは24 / 12、31 / 12の13.00に終了します
ゴンドラにまつわる日本人観光客とのエピソード
最後に
以上、ヴェネツィアのゴンドラの料金の相場と現地情報を書きました。
自分の予算と計画に合わせて是非ヴェネツィアならではのゴンドラに挑戦してみましょう。
ヴェネツィアでゴンドラを利用したいと思っている人のお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。