日本ではまだそこまで知られていないかもしれませんが、3月8日は女性国際デーです。
今回は女性国際デーについてイタリア在住8年目の私が見たことを紹介します。
女性国際デーとは
1908年アメリカ合衆国のニューヨークで、参政権のない女性労働者が労働条件の改善を要求してデモを起こしました。これを受けドイツの社会主義者クララ・ツェトキンが1910年にデンマークのコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念日とするように提唱したことから始まりました(ウィキペディア抜粋)
日本にいるまで全く無知だった私がなぜ女性国際デーのことを知ったのかというと、イタリア在住のブルガリア人の親友に今日は女性国際デーだから『私達女性は尊い、女性らしさを強くもっていよう』とメッセージカードが届いたことが始まりです。
結局知らないのは私だけで、メキシコ人、ヴェネズエラ人の友達からもメッセージが届きました。
私は単純に女性が尊重されてお互い称えあえる、お祝いしあえる良い日だなと思っています。
イタリアではミモザの花が花屋やスーパーマーケットに売っていて男性からプレゼントすることが主流なようですが、実際男性だけではなく女性の方も購入しているのを見かけます。
近所にある市内一大きい園芸店に行くとミモザが鉢で売られていました。大体相場では黒い大きい鉢が24€でした。
あとは近所を犬の散歩をしていると近所の家にも立派なミモザを育てているお家をよく見かけます。
数年前に友人に誘われて国際女性デーを祝いましょうと言われて入ったヴェネツィアのブラーノ島のオステリアにもさりげなくミモザの花が飾られてありました。
最後にスーパーマーケットに行くとミラノの有名なお菓子ブランドのMottaモッタのミモザの花のようにデザインされたトルタが売っていました。生地の中にはカスタードのクリームが入っていてミモザの花のように作られたチョコレートがふりかけられています。
春らしいワクワクするスイーツですよね。
以上毎年3月8日はAuguri!アウグーリ!(イタリア語でおめでとう!という意味です)と街中からお祝いの言葉が聞こえる女性であることを意識する日なのでした。